いい加減に完成させなければ。
ず~っと寝かせていたTIOTの好きな楽曲トップテンのエントリー。
なんとか 3rd(順応)ミニアルバムの発売に先駆けないと、と焦ってキーボードを叩いています。
TIOTの楽曲、まだ数は多くないけど結構人によって好きな曲って違うのかも。なんて思う場面が多々あって、一度自分のランキングを作ってみようかなと。
※一旦ステージパフォーマンスの観点は置いておいて、楽曲・音源として好きな曲(諸々の思い入れは含んでOK)として選出してみることにしました。
ランキング自体は去年の11月末に作ってたんだけどな。
Take It Slowをどう位置付けるか、めちゃくちゃ悩んだのを思い出す(5ヶ月近く経過)
これまで、TIOT名義でリリースされた音源は計13曲。
■1st mini album(Pre-debut)「Frame the Blueprint : Prelude to Possibilities」This is our time
百戰無敗 (Unbeatable)
BUNGEE ※ミンソン・ゴニのラップラインユニット曲
Surfing
Starlight
■1st digital single
Find the way
■debut album(2nd)「Kick-START」
Goosebumps
ROCK THANG
가나요 (Moonrise)
Paradise
아기상어 (Baby Shark)
■2nd digital single
그 계절 긴 터널을 지나 (The Long Season)
■3rd digital single
Take It Slow
ここから10曲選びます。驚異の採用率77%。
では。早速1位から。
1位:This is our time
キターーーーー!!!!! 再生するたびにこの気持ちにさせてくれる、不動にして最強の1位。
この音が鳴り始めた瞬間に全身の毛穴が生理的な喜びで全開になる。気がする。
なんなら1~5位この曲で全然かまわないくらい、ぶっちぎりで大好きな曲。
- とにかくイントロから最高の音が鳴りまくる
- キムミンソンのエッジボイス
- クムジュンヒョンのI don't care(やはりエッジボイス)
- メンバーの個性豊かな声が次々に降ってくる神構成
- ドーパミン、エンドルフィン、アドレナリン大放出 순간마다 make a dance …
などなど、自重しないとこれだけで話が終わってしまうレベルで「好き」がこれでもかと散りばめられてる。曲の展開も構成もメンバーの歌唱も全部大好き。(狂気の片鱗はこちら)
とにかく全員の声が最高に活かされていて、超カッコいいのに超楽しい。永遠にライブの1曲目がこれでも私は全く怒りません。TIOTってこんなにかっこいいグループなんだ、の名刺代わりになる曲だと思ってます。
この曲が彼らの音源(フィジカル)歴史1枚目の1曲目として存在することが勝手に誇らしい。TIOTが好きな理由がこれでもかと詰まった181秒です。本当にカッコいい楽曲。
2位:Goosebumps
Kick-STARTを再生して1秒(呼吸を止めて1秒)魂が大興奮した1曲。
もはや原音の輪郭がなくなるくらい歪みまくったギターで幕開けするブン殴りチューン。
怖い!冒頭から高らかに雄叫びを上げてくるデビューほやほやアイドル怖いよ!
キャッチーなギターリフに、TIOTが誇る声質大優勝ラッパー:キムミンソン・ホンゴニが繰り広げるキラーフレーズの応酬。
TIOTのラップラインはマジで伊達じゃないです。완전。
そしてこういう曲にジュニョン氏の声が乗ったときの唯一無二性。ただの攻撃的なラウドチューンで終わらせないのがTIOT。でも、ちゃんとボコボコに殴ってくるのもTIOT。
ジュニョン氏のロングトーンからホンゴニの怒涛のパワーラップが畳みかけてくるところで毎度脳みそがはじけそうになる。とてもいい意味で。
う~ん、いいグループだなあ。
ということで、1位、2位は本当に迷いなくこの2曲。
これ以降、順位付けに少しずつ迷いが生じてきます。
3位:Find the way
とはいえ、なんだかんだ頭半分くらい抜けて好きかもしれないと思ったのがこの曲。
1位・2位は同志がいるような気がするのだけど、もしかしたらこの曲がTOP3に入るLOTIはそう多くないのではないかなと思ったりもする。どうなんだろう。
This is our timeやGoosebumpsとは打って変わって、ミドルテンポのハートウォーミングな(ルー大柴?)楽曲。でも凄くTIOTらしくて好きなんだよなあ。
基本的に私は個性豊かなレポズの声を愛していて、それが活かされている曲がもれなく好きなんだと思う。(そしてキムミンソンから始まりがち)
折り重なるように続いていくメンバーひとりひとりの声に愛が溢れて胸が温かくなる、優しくて大切な曲。
さりげなくこの曲からイェチャンくんが合流している(改めて史実のややこしいグループだな本当に…笑)のも、この曲を特別にする一つの要素かも。今聴くと完全にイェチャンくんの声だよね。ジュニョンと似てて当時大混乱したなあ。なんならキムミンソンもたまにややこしいし。いい声揃えてんなほんと。
とってもあたたかいのに、何かに終止符を打つときのような切なさも漂わせる不思議な楽曲。イェチャンくんを迎えつつ、4人としてのプレデビュー活動を締めくくるタイミングでリリースされた、あの時の言葉にしきれない感情を音に込めたような不思議で素晴らしいトラック。ATUNESの素晴らしい仕事。
ジュニョン氏が歌う"Look around 아름다운 게 더 많잖아" がとても好きで。彼にはいつも心からこういう気持ちでいてほしいなと思う。
23年12月、この曲と同じ「Find the way」をタイトルに冠したライブでキムミンソンが歌ってくれた「Wherever you are」。それを経て聴く彼の「Did you get my message?」はまた違う響きがあって胸にきます。
4位:Starlight
この曲は現場を重ねるほどどんどん特別になる。
TIOTとLOTIがお互いを想い合える曲。
この曲も1ラインごとに歌唱メンバーが変わっていく構成。レポズ1人1人が語り継いでくれてる感じがすごくいい。まるで視点の異なる4人が、代わる代わる紡いでいくTIOTとLOTIのための1曲。
いつかのラジオで褒められていた出だしのミンソンの声。こんなに少ない音数で曲の雰囲気がグッと伝わる。敵わないなあ。
ミンソンの声はロックバラードに良く映えると思う。荒々しいのに、ちょっと不器用で切ない。
You're my star~から始まるジュニョン氏のパートが素晴らしくて、ハッとさせられるのも大好き。この曲のジュニョン氏とミンソンの畳みかけは本当にずるい。
ゴニウジの語るようなボーカル・ラップも等身大な素直さがすごく良い。ゴニはその中に力強さが垣間見えて、ウジンちゃんはただそばにいてくれるような温かさがある。
TIOTらしい曲って、なんでこんなに切ないんだろう。でもそこが大好きなんだから仕方ない。
聴きながら書いてたら感傷的になってしまった。こんな神トラックをこしらえたATUNESさんのせいです。
いつまでも彼らが歌うこの曲を聴いていられる人生でありますように。
5位:Unbeatable(百戰無敗)
実は下書き段階では10位にしてました。
が、色々書いてると「…あれ?これ10位じゃないぞ」とみるみるうちにランクアップ。今の今まで気づかなかったけど、思ったより貴方のこと好きだったみたい。
記念すべきプレデビュー曲。ごめんよ。ずっと一緒にいすぎて当たり前になってたのかもしれない。これからもよろしくね。
キムミンソンの ” Now, this is what I call music. ” から始まる彼らの歴史。改めて最高の幕開けです。
Click-B大先輩のリメイク曲であり、TIOTのプレデビュータイトル曲。Click-Bは過去リメイクのオファーに一切OKを出しておらず、これが初解禁だという情報があったけど、マジでどういう経緯なんだ。
ラウドなギターがなるド直球ロックチューン。ノイズやフィードバックから始まるのは若く粗削りなロックって感じで良いアレンジだし、ベースのグリッサンドで開幕する構成もベタだけど ”THE バンドサウンド" って感じでいい。
意外とテンポがどっしりしてて、ずっと聴いてると食傷気味になるかな?と思いきや、流れてくるとなんだかんだ最後までしっかり聴いてしまう曲。
改めてギターとベースが全編通して存在感あるし、所々面白い動きしてて聴き応えもある。レポズの声含め、いろんな音が拾えるから飽きないんだろうな。
ホンゴニの「We bring it back」と一緒にユニゾンで鳴るのもいい。圧マシマシ。
ベースの話ばかりしてしまうけど、ブリッジ部分のラインがブツブツやったりとなかなかにクセがあってバンドマンってこういうのやるよな~~と思ったり。
ああ、軽音部にキムミンソンとクムジュンヒョンとホンゴニとチェウジンとシンイェチャンがいればコピーバンド誘うのになあ。
ウジンちゃん、”You ready?” みたいなポイントキルも最高なんだけど、 2番 "계속 달려가" の声もいい。こういうウジンさんのパート久しぶりに欲しい。この濃ゆいグループにいて埋もれない個性のある魅力的な声。
にしても。キムミンソンのラップで殴り込み、ホンゴニの圧で追いかける。軽快にクムジュンヒョンに繋ぎ、荒廃的なロックと美声のギャップで魅せ、チェウジンの一言で殺す。第一回戦の布陣として素晴らしい構成。
この時期のプロデューサーほんとどなたですか。あなたの手腕が好きです。
サビ前ジュニョン氏パート「달려 날 말리지 마」に重なるコーラスも凄く好き。ここイェチャンくんやってくんないかなってずっと思ってる。
音源にはイェチャンくんの声は入っていないけど、彼が百戰無敗のステージに臨むときの態度(英語のAttitudeの意。態度?姿勢?)をとても好ましく思っていて。5人でのパフォーマンスも是非見てほしいです。
あとは百戰無敗といえばUnderHouse版。何度ツイートしたかわからないけど絶対併せてチェックしてほしい動画。
6位:ROCK THANG
Goosebumpsに続き、1年前ガッツポーズをさせてくれたのがこの曲。百戰無敗より予算を感じるMVが嬉しかったなあ…。笑
Kick-STARTで一番のスルメ曲はこれだ、の第一印象はあながち間違ってなかった気がする。 ややマニアックな視点で言うと、この曲はサウンドのヘヴィさがとても好きで。
Bメロ「이제 내게 넘겨 / 이젠 내 거야 M.I.C, yeah」あたりで鳴ってるベースが超カッコよいのです。(0:53/1:44あたり~)
あと、どう考えても多弦ベースもしくはドロップDチューニングじゃないと音が足りなくて。
若い新人アイドルのデビュー曲でこんなヘヴィな音を使ってくるところがたまらない。
そしてミンソンとジュニョンが作詞に関与したパート、これも凄く良い。
レコーディングビハインドでは、提案した歌詞が採用されて得意げなミンソンが見れます。
彼が書いてきたリリックの中だと ”뭘 해도 B보단 위 배운 적 없지 Lose” が特に好き。強気な切り込み隊長。その前後に綴られてる言葉はストイックなのも彼らしい。
そしてジュニョン氏がこさえたこちら。
If you think I can not survive (not survive)
지켜봐 What I do it yeah
Heart is beating now me worth it
これまでの歩みを踏まえると色々と思わずにはいられない歌詞。Absolutely you're worth it. の気持ち。
普通にいくとたぶんmeのところはwe('re)の方が素直だと思うけど、意思を持って単数の一人称にされたフレーズなのかなとか
— はまち (@shioaji_popcorn) 2024年4月29日
ここしばらくで発された言葉やエピソードも踏まえて聴くと本当に誇らしくてグッとくるパート
ちなみにこの曲はパフォーマンス部門になるとグググググッと順位を伸ばします。
BICO先生ならびにTHE BIPSに足を向けて寝れない理由。
7位:BUNGEE
そもそも選定対象に入れるか迷ったのですが、TIOT名義でリリースされてるのでこのあたりならいいかなと。
TIOTのラップライン、本当にかなり強いと思う。
切り込み隊長、キレのいいキムミンソンのラップが小気味いいのは大前提として。(エ~イ)
この曲の醍醐味はホンゴニパートにあると思ってます。
出だしのカウントダウン、サビ前の壮健なパワフルボイス、大本命2番担当バース、さらには端々に差し込まれるアドリブ的な合いの手。全てが楽曲のクオリティを上げてる。
ミンソンがジャブやフックを巧みに織り交ぜてくるタイプだとしたら、ゴニは下から目の覚めるようなアッパーカットをぶちかましてくる感じ。いい声、いいラップしてるなあ。
ちなみにこの曲もフック(サビ)前のベースが格好よくて。やけに低音の強い(体感だけど)TIOTのライブで音割れしまくったこのパートを浴びるのが大好きなのです。
なお例にもれず低音域ゴリゴリの多弦orドロップDチューニングです。怖いね。
今見ると初々しい二人の作業ログ。
2分21秒しかないんだし、毎公演やってもいいと思うの。台湾逃してしまったせいでもう1年以上見れてないんだよ涙
3rdミニアルバムにして新譜の作詞クレジット全てに名を連ねるようになったミンソンとゴニ。やりませんか、そろそろ。できますよ、とんでもない2曲目。
8位:Surfing
誰にでもお勧めしちゃう私も好きな曲。
TIOTらしさもありながら比較的品行方正で「良曲」の視点から選ぶならNo1かも。
この曲もベースラインが面白くて好き。
サビでドゥルンドゥルン言ってるのが楽しくて、外で散歩してるときに流れてくると嬉しい。
カテゴライズすると清涼ソングなのかもしれないけど、低音に個性があるあたりTIOTっぽくていいなと思うのです。そしてキムミンソン始まり。
Surfingは何よりキムミンソンのボーカルが大好きで。隅から隅まで。彼がボーカルとしても多彩であることが非常に魅力的に伝わる楽曲。誰がなんと言おうと間違いなくこの曲の醍醐味はここにある。
誰も悪くないんだけど本当に1行も減らしてほしくなかった…
ジュニョン氏とのハモリで感極まるのが好きなんだよ~…
ブリッジ、静かになったところでそっとウジンちゃんのボーカルが聴こえてくるのも非常にいい構成です。
やっぱりプレデアルバムは声の活かし方がうまい。
9位:Moonrise(가나요)
楽曲公開時、これまでの方向とかなり違っていて最初は戸惑いながら再生したんだけど、キムミンソンのラップパートで電撃が走った曲。当時のタイムラインが当該パートで溢れまくっていたのが懐かしい。
正直、曲調は好みドンピシャじゃないかも…と思っていたけど、レポズの声が凄く綺麗に聞こえるところが好きで、今では水辺散歩の定番曲です。天気のいい日に橋とか渡りながら聴くと最高。
件のミンソンラップは思わず笑いが出るレベルで大好きなんだけど、続くイェチャンくんのリズム感の良さにも舌を巻く。流石ドラム経験者。彼のラップパートとかいろいろ試してみても面白いんじゃないかと思ってます。
音楽、聴くというより身体に流れるタイプなんだろうな と思うシーンの多いお二人 pic.twitter.com/fYCoqEu4eU
— はまち (@shioaji_popcorn) 2024年9月8日
にしてもMoonriseは本当にジュニョン氏の声の美しさが際立つ。綺麗な声してるなあ。「상처 난 자리 깊은 한숨이」の光が差すような声が本当に眩しくて宝物。
休日の朝にもおすすめです。
起き抜けに聴くMoonrise 最高なんだけど、ホンゴニによる二度寝推奨パートあって罪深い pic.twitter.com/K79c1dplPu
— はまち (@shioaji_popcorn) 2024年4月16日
10位:Take It Slow
5人のボーカルの良いところが存分に発揮されているのが大好き。1年寝かせただけあって、本人たちのスキルも上がって曲の完成度が高まってるのがわかる。
この曲も別途書きかけのエントリーが残ってるので仕上げたい。
まずジュニョン氏のボーカルの伸びが素晴らしい。高音、もう怖くないよ(意訳)と語った彼の言葉を裏付ける楽曲。素人の耳にちゃんと聴こえる努力研鑽ってすごいよ。彼の理想への道は少し苦しさが伴いそうで胸が詰まる思いもするけど、どこまでもありたいアーティストを目指してほしい。ずっと聴いてるからね。
そしてキムミンソン。彼のボーカルがまた一皮剥けたのがこの曲だと思う。2番Aメロ、ブリッジのパートは必聴。これがTIOTメインダンサー・ラッパーのボーカルです。彼の声を追いかけてここまで来てよかったとは常々思っていたけど、この方向で驚かされるとは思ってなかった。心からの賛辞を贈りたい。
ホンゴニのスモーキーな声(パートは少ないけど、ミンソンとの掛け合いが素晴らしい)、ウジンちゃんのあたたかな声、イェチャンくんの安定感ある職人ボーカル。ありがとう、4分26秒ずっといい声が聴けます。
とにかく、5人のボーカルが素晴らしい。あっぱれ。
以上、トップテン。
いやー長い。書きながら順位入れ替えまくったせいで半日かかった。楽しかったけど。笑
見通しが甘いのはどこかの誰かと一緒ですね。
ということで、これで一旦確定版にします。
1位:This is our time
2位:Goosebumps
3位:Find the way
4位:Starlight
5位:百戰無敗(Unbeatable)
6位:ROCK THANG
7位:BUNGEE
8位:Surfing
9位:가나요(Moonrise)
10位:Take It Slow
ちなみに、11月末時点ではこんな並びでした。
1位:This is our time
2位:Goosebumps
3位:Find the way
4位:Take It Slow
5位:Starlight
6位:ROCK THANG
7位:BUNGEE
8位:Surfing
9位:가나요(Moonrise)
10位:百戰無敗(Unbeatable)
百戰無敗、異例の大躍進www 7,000字超えの大嘘を一生懸命綴ってました。
色々書き出すと思い入れが出てくるし、ボーカル重視かトラック重視かでも大幅に変わってくるし…。「ライブで見たい」とかいろんな気持ちが影響してきちゃうな。
そのくらい4位以下は僅差ということで。
他の人のランキングも見てみたい。
***
新譜、squabble upみたいなの来なかったなあ。
やっぱり誰でも乗れるような口当たりのいいトラックより、ヘヴィでダークだったり、リズムでブルースだったりする曲をいっぱいやってほしいなと思ってしまう。
トンチキ片足突っ込んでるくらいの大クセ曲全然ウェルカムなので、それ乗りこなした彼らもいっぱい見たいなと。バイラルを引き起こしてほしい気持ちもある。
とはいえ全容はこれから。楽しみに待ちます。ギリギリすぎてあと15分だ。笑